Uru(ウル)の楽曲「プラットフォーム」は、2025年10月から放送のアニメ「永久のユウグレ」のOP曲として書き下ろされました。
軽快な心地よさのあるメロディーと、Uruの優しい歌声がマッチしてラブストーリーにピッタリです。
歌詞には、どのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、Uruの楽曲「プラットフォーム」の歌詞の意味を考察してみました。
Uru「プラットフォーム」は「永久のユウグレ」のOP曲!
Uru(ウル)の楽曲「プラットフォーム」は、2025年10月から放送のアニメ「永久(トワ)のユウグレ」のOP曲です。
アニメのための書き下ろし!
「プラットフォーム」は、アニメ「永久のユウグレ」のために書き下ろされました。
Uruさんは、
『多様性が問われている時代に、新しい形について考える機会を与えてくれるような作品にオープニング曲として携わることができて嬉しく思っています。
引用:アニメ公式サイト
とコメント。

どんなアニメなの?
「永久のユウグレ」がどんなストーリーなのか見ておきましょう。
「永久のユウグレ」のあらすじ


考察に入る前に、「永久のユウグレ」のあらすじを少し紹介しておきたいと思います。
簡単にまとめてみました。
- 主人公・姫神アキラは200年のコールドスリープを経て目覚める
- 戦争によって国は大きく変わっていた
- 目の前にかつての婚約者・トワサにそっくりの女の子が現れる
- 女の子の名前はユウグレ、アンドロイドだった
- アキラは初対面のユウグレに求婚される
- アキラはユウグレとともにトワサを探す旅に出る
200年後の世界では国制度がなくなり、OWELと呼ばれる機関が人々を管理。
また、結婚制度もなくなり、「エルシー」とよばれる新しい家族制度が存在しています。
かつての婚約者・トワサは最先端のAI技術を開発している天才科学者という設定。
アンドロイドであるユウグレとも関係があるようです。
ストーリーのテーマは『時を超える愛』そして『真実の愛』。



壮大なラブストーリーだね
Uru「プラットフォーム」の歌詞の意味を考察!
Uru(ウル)の楽曲「プラットフォーム」の歌詞にはどのような意味が込められているか、考察してみました。
考察①「プラットフォーム」の意味はアンドロイドの価値観!?
まず最初に、歌詞全体に関わるタイトルについての考察をしていきましょう。



プラットホームって駅の・・・?



「プラットフォーム」だよ!
プラットフォームは分野によっていろんな意味があります。
基本的には、「物事の土台や基礎となるもの」という意味です。
わかりやすく例をあげると、以下の通り↓
IT分野:ソフトウェアやシステムを動かす基盤
- OS(Windows、macOS、Android)
- ゲーム機本体(PlayStation、Nintendo Switch)
ビジネス分野:企業と消費者、企業同士が繋がる場
- ECサイト(Amazon、楽天市場)
- SNS(X、Instagram)
- 動画配信サービス(Youtube)
「永久のユウグレ」ではAIの技術で作られたアンドロイド・ユウグレが主人公に求婚するところからストーリーが始まります。
AIについてのプラットフォームはIT分野に値し、AIが学習をする上で基礎となる部分のことを指しているのだと考察。



つまりアンドロイドの価値観そのものだね
次はユウグレにどんな価値観が植え付けられているのか見てみましょう。
考察②アンドロイドに埋め込まれた「愛する気持ち」
「プラットフォーム」の歌詞を読み取ると、アンドロイドのユウグレに「愛する気持ち」が埋め込められているという背景が浮かび上がってきます。
Uruさんのコメントでも、
どんな形でも愛は愛、人を想う気持ちは変わらないんだなという確信も得られましたし、その何も飾らないまっすぐな気持ちをストレートに曲や歌詞に落とし込みました。
引用:https://towanoyuugure.com/
とあったので、「愛情」や「人を想う気持ち」がストレートに表現された歌詞であることは間違いないです。



メタファーでもなんでもなく、純粋に愛を歌っているよ
アンドロイド目線で歌われている歌詞には、主人公・アキラに対する「好き」という気持ちが伝わってきますね。



アンドロイドに感情ってあるの?
現実的に考えれば「アンドロイドに感情はない」と答えるのが正解でしょう。
なので「埋め込まれている」という表現を使いました。
歌詞の「君が好き」「最愛の人よ」は、アンドロイド・ユウグレの目線で、あたかもユウグレの気持ちのように受け取れますが、実際は違います。



誰の気持ちなの?
それはもちろん、アキラのことが大好きなアノ人ですよね・・・!
考察③200年後に届ける愛の歌
「プラットフォーム」に込められているのは、200年前に生きていた主人公の婚約者・トワサの愛の言葉です。
類まれなる才能を持ったトワサは、自身の伝えたい思いをアンドロイドのユウグレに託していたのですね。
ユウグレのAIの基盤=プラットフォームには、主人公・アキラへの深い愛情が刻み込まれています。
そのため、独自に学習を繰り返したユウグレも、アキラに対して愛を語るようになったのでしょう。
200年の時を超えて届く愛の歌、とてもロマンチックですね。
Uruのプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
活動名 | Uru(ウル) |
活動期間 | 2013年~ |
職業 | シンガーソングライター |
レーベル | ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ |
事務所 | イドエンターテインメント |
Uruさんは、デビュー後も本名・生年月日・出身地などの個人情報を明かさず活動する「謎だらけのシンガー」として注目を集めます。
アニメやドラマの主題歌にも起用された経験あり。
アニメ
- 2017年:フリージア 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」
- 2020年:Break 「半妖の夜叉姫」
ドラマ
- 2017年:奇蹟 「コウノドリ」
- 2020年:あなたがいることで 「テセウスの船」
まとめ|200年後に届ける愛の歌
今回は、Uruの楽曲「プラットフォーム」の歌詞の意味を考察してきました。
- プラットフォームはアンドロイドの価値観を決める
- ユウグレには「愛する気持ち」が埋め込まれている
- 婚約者トワサが200年後のアキラに愛を届ける歌
「永久のユウグレ」のストーリーの根幹とリンクしている「プラットフォーム」
様々な形の愛を肯定し、ストレートに伝える究極のラブソングだったんですね。