テレビ朝日系で放送されていた特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」が「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に終了することが発表されました。
理由としては、制作費の高騰や少子化の影響で視聴率が取れない、そして何よりおもちゃの売り上げが悪いことが挙げられています。
昔から日曜日の朝は戦隊シリーズが放送されるのを楽しみにしている人も多いはず。
戦隊シリーズが放送終了した後は、どんな番組に代わってしまうのでしょうか。
今回は、テレビ朝日系の「スーパー戦隊シリーズ」が終わった後の番組を徹底考察していこうと思います。
戦隊シリーズの後の番組はどうなる?スーパーヒーロータイムのその後
仮面ライダーシリーズと戦隊シリーズを合わせた「スーパーヒーロータイム」。
テレビ朝日系の9:00 ~10:00の枠は、今後どうなっていくのでしょうか。
結論から言うと、後継番組についてはまだ発表されていません。
考えられるパターンは次の3つです。
どうなる?スーパーヒーロータイム!
- 子ども向けアニメが放送される
- バラエティ番組を繰り上げ
- 大人も一緒に見れるアニメが放送される
一つずつ解説していきますね。
考察①子ども向けアニメが放送される
「スーパー戦隊シリーズ」の一つ目の後継候補は、子ども向けアニメです。
もともとテレビ朝日の9時から10時の時間帯は、子どもをターゲットにした番組が放送されていました。
ニチアサのアニメと言えば「プリキュアシリーズ」。
しかし、過去には「ビックリマン」や、週刊少年ジャンプから「まじかる☆タルるートくん」、週刊少年サンデーから「GS美神」などの男児向けアニメも放送していたことも。
この期にアニメの枠を増やすことは十分に考えられますよね。

子どもたちはアニメ大好き!
考察②バラエティ番組を繰り上げ
「スーパー戦隊シリーズ」の後継候補2つ目は、バラエティ番組です。
子どもたちがテレビを見た後も、大人向けのバラエティ番組を放送することで視聴率を上げる戦略をとることも考えられますね。
2025年時点でテレビ朝日系の10時からは「リーダーズサーチ 町で噂の匠さん」。
同番組が放送時間が繰り上がる可能性もありますよね。
考察③大人も一緒に見れるアニメが放送される
「スーパー戦隊シリーズ」の後継番組、3つ目の可能性は、大人も一緒に見れるアニメが放送されるのではないかということ。
もはやアニメは、子どもたち向けだけのものではなくなっていて、大人も楽しむコンテンツとなっています。
特に日曜日の朝10時は、仕事休みでゆっくりしている大人が多い時間帯でもあります。
少子化が原因で視聴率が下がっていることが問題なのだとすれば、この時間帯に大人も子供も一緒に楽しめるようなアニメを放送することを検討する可能性も高いと思いませんか?
最近では、少し内容が過激でも、子どもも好きなアニメが増えてきていますよね。
具体的には、
- 鬼滅の刃
- 【推しの子】
など、一世を風靡したアニメが思い浮かびます。
このようなアニメが放送されることも可能性としてあると思います。
どうなる?スーパーヒーロータイム!
- 子ども向けアニメが放送される
- バラエティ番組を繰り上げ
- 大人も一緒に見れるアニメが放送される
以上が「スーパー戦隊シリーズ」の放送が終了した後の後継番組の候補です。
特撮戦隊シリーズの放送終了は少し寂しいですが、新しい番組が始まる楽しみもありますね。



期待を上回る番組が放送されるといいな
次は、なぜ「スーパー戦隊シリーズ」の放送が終了するのか、噂されている原因についてもわかりやすくまとめてみました。
戦隊シリーズが放送終了する原因まとめ
「スーパー戦隊シリーズ」が放送終了する理由として、以下のものが挙げられています。
スーパー戦隊シリーズが放送終了する原因3つ
- おもちゃが売れない
- 視聴率が上がらない
- 仮面ライダーと視聴者層がかぶる
原因①おもちゃが売れない
「スーパー戦隊シリーズ」の最大の放送終了理由は、おもちゃが売れないことだと言われています。
2010年代前半には関連商品売上が100億円を突破しましたが、近年は50〜60億円前後にとどまっています。これは『仮面ライダー』の約300億円、『ウルトラマン』の約200億円と比べると、かなり見劣りする数字です。
引用:Yahooニュース
これは少子化の影響ではないようです。
仮面ライダーは約300億円、ウルトラマンは約200億円の売り上げがあることから、単純に「戦隊シリーズ」の人気が低迷していると言っても過言ではありませんね。
ただでさえ少子化で、子ども向けのおもちゃの売り上げが下がっている現代で、さらに人気が見劣りしている現状。
関連商品の売り上げは、本来莫大な制作費を補ってくれるはずですよね。
それが望めないとなると、放送終了を選択するのも納得できます。
原因②視聴率が上がらない
「戦隊シリーズ」の放送終了理由として噂されているのは、視聴率の低迷です。
これは戦隊シリーズに限らず、子ども向けコンテンツ全体が直面している課題。



少子化の影響も大きいんだね




2000年代前半までは、最高視聴率が10%近くあったのですが、5年前には半分以下の3%~4%に下がっています。
少子化はどんどん進んでいて、2025年にはこれと同じくらいか、むしろもっと悪化していると考えられます。



これじゃ打ち切りになっても仕方ないね
原因③仮面ライダーと視聴者層がかぶる
「スーパー戦隊シリーズ」が終了する理由として、最後に説明するのは仮面ライダーと視聴者層がかぶるということです。
少子化により、低年齢層向けの話では視聴率が伸びないと判断されたのか、近年の仮面ライダーはダークな物語で視聴者の年齢層を広げることに成功。
海外のファンもたくさんいるという状況です。



大人になってもコアなファンが大勢いるイメージ!
戦隊シリーズは、より子ども向けだったため、これまで仮面ライダーとの差別化がされてきました。
しかし、この少子化の影響下で生き残るための戦略として、海外進出や年齢層の引き上げを目指すとなると、どうしても仮面ライダーと視聴者やおもちゃの消費者を「食いあう」ことになってしまいます。
売れている仮面ライダーを残し、戦隊シリーズは終了してコスパをよくする方向にかじを取ったのではないでしょうか。
スーパー戦隊シリーズが放送終了する原因3つ
- おもちゃが売れない
- 視聴率が上がらない
- 仮面ライダーと視聴者層がかぶる
以上が「スーパー戦隊シリーズ」が放送終了する原因です。
まとめ|スーパー戦隊シリーズ」は終了し後継番組も未定
今回は、テレビ朝日系の「スーパー戦隊シリーズ」が終わった後の番組を徹底考察してきました。
どうなる?スーパーヒーロータイム!
- 子ども向けアニメが放送される
- バラエティ番組を繰り上げ
- 大人も一緒に見れるアニメが放送される
また、「スーパー戦隊シリーズ」が放送終了する理由についても簡単にまとめてみました。
スーパー戦隊シリーズが放送終了する原因3つ
- おもちゃが売れない
- 視聴率が上がらない
- 仮面ライダーと視聴者層がかぶる
これまで半世紀もの間続いてきた「スーパー戦隊シリーズ」。
終わるのは少し寂しいですが、今後もワクワクする番組が放送されるのを楽しみに待ちたいと思います。

