2人組音楽グループ・いきものがかりの楽曲「生きて、燦々」。
この曲は、大人気アニメ「キングダム」の第6シーズンのOP曲として書き下ろされました。
力強く「生きる」ことを鼓舞するような曲は、戦争を舞台に描く物語にピッタリ。
そんな「生きて、燦々」の歌詞には、どのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、いきものがかりの楽曲「生きて、燦々」の歌詞の意味を考察してみました。
「生きて、燦々」はアニメ「キングダム」第6期のOP曲
「生きて、燦々」は、アニメ「キングダム」第6期のOP曲として書き下ろされました。
「キングダム」は、春秋戦国時代・争いの絶えない中国が舞台。
主人公・信(しん)は、7国に分かれる中華の統一を目指す大王・嬴政(えいせい)の元で武勲を挙げ、天下の大将軍を目指します。
「戦争」というテーマで、命の尊さや仲間との絆、信頼と裏切りなど、多くのヒューマンドラマを描写。
「生きて、燦々」は、戦争の渦中でも懸命に生きることの大切さをうったえるような曲になっています。
それではさっそく、歌詞の意味を考察していきましょう。
いきものがかり「生きて、燦々」の歌詞の意味を考察!
いきものがかりの楽曲「生きて、燦々」の歌詞にはどのような意味が込められているか、考察してみました。
考察①「キングダム」とリンク!主人公・信を鼓舞!
「生きて、燦々」は、アニメ「キングダム」の世界観とリンクしています。
主人公・信が、「大将軍になる」という夢を追いかけることは、「まぶしい夢」という歌詞とリンク。

「まぶしい夢!」サビにあった言葉だ!
また、命令形の言葉の繰り返しは、戦争の渦中だという緊張感を生み出します。
「死」が身近に感じられるストーリーなので、「夢を追って生きてほしい」という強い願いを込めたのではないでしょうか。
考察②タイトル「燦々」の意味は?


タイトル「生きて、燦々」の「燦々」の部分は、まぶしく輝いている(=とても尊いもの)という意味。



「燦々と輝く太陽」みたいに使うね
燦々(さんさん)
- 鮮やかで美しいさま
- キラキラと輝いて美しいさま
つまり、「生きて、燦々」は、「生きていくことそのものが尊い」という意味になると考えました。
考察③懸命に生きることへの讃歌!
「生きて、燦々」はどのような歌なのか調べたところ、いきものがかり本人のコメントを発見。
懸命に生きることへの、讃歌をつくりました。
引用:キングダム公式サイト
前述したように、「キングダム」は「戦争」をテーマにした作品。
作中でも思い入れのある登場人物が命を落としたり、主人公・信自身も何度も命を落とすかもしれないピンチに陥ったりします。



素敵なキャラクターが死んじゃった時は
ちょっと悲しいな・・・
そんなシーンで、この「生きて、燦々」は人々が懸命に生きようとする姿を称えます。
アニメの中だけでなく、現代の社会を懸命に生きている人たちが聴いても元気や勇気をもらえる曲ですね。
いきものがたりのプロフィール
- いきものがかり
- ジャンル:ポップ、ロック、J-POP
- 活動期間
- 1999年~2000年
- 2003年~2017年
- 2018年~
- レーベル
- Thunder Snake
- cubit club
- EPIC Records
- 事務所
- キューブ(2004年~2020年)
- MOAI(2020年~)
- メンバー
- 吉岡聖恵(ボーカル)
- 水野良樹(ギター・ピアノ)
- 旧メンバー
- 山下穂尊(ギター・ハーモニカ)
いきものがたりは幅広い層から大人気の音楽ユニット。
過去には2010年から4年連続でオリコンの「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」で2位になったことも。
メジャーデビュー10周年を区切りとして、2017年1月から2018年11月までは活動を休止していました。
当初3人だったいきものがかりですが、2011年6月に山下穂尊さんが脱退と同時に芸能界引退を発表。
2人組で活動しています。



山下さんは、作曲とか
創作活動に力を入れてるらしいよ
まとめ
今回は、いきものがかりの楽曲「生きて、燦々」の歌詞の意味を考察してきました。
- 「キングダム」の世界観とリンク
- 輝かしい人生を生きることを称える曲
- 現代社会に生きる人たちに元気と勇気を与える曲
生きるという重いテーマを切実に歌い上げた素敵な曲です。
いきものがかりの、人の心にまっすぐ思いを届けるような歌声が感動を誘いますね。