2025年7月3日の遠野なぎこさんの訃報に、猫の安否が話題になっています。
遠野なぎこさんが息子のように可愛がっていた愛猫・愁くん。
「猫は無事なの?」「愁くんはどうなった?」という心配の声が多く上がりました。
今回は、遠野なぎこさんの愛猫・愁くんがどうなったのかをSNSや過去の情報から考察し、解説していきたいと思います。
遠野なぎこさんの猫・愁くんはどうなった?
愁くんがどうなってしまったか、考えられる可能性を3つ挙げて、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
それでは見ていきましょう。
可能性①亡くなってしまった
遠野なぎこさんの猫・愁くんについて、最も心配されているのが「愁くんも亡くなってしまったのではないか」という可能性です。
愁くんが亡くなったかもしれないと心配されるのには、以下のような理由が挙げられます。
- 消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
- 猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
- 衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
理由1.消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと考えられる理由の1つ目は、遠野なぎこさんの消息がわからなくなってから6日後の発見で絶食状態の可能性があるという点です。
遠野なぎこさんは2025年6月27日に自身のブログを投稿してから消息不明に。
1日に何度もブログの更新をすることで知られていた遠野なぎこさん。
おそらくこの日、2025年6月27日に遠野なぎこさんの身に何かが起こり、死亡してしまったことが推測できます。
そして、遠野なぎこさんの遺体が発見されたのは2025年7月3日の夕方。
猫の愁くんはこの6日間、誰からも飲食物の世話をしてもらえていないことになります。
獣医師が監修した記事によると、猫が絶食できる時間は以下の通り。
猫の月齢 | 絶食できる限界の時間 |
---|---|
生後1ヶ月~2ヵ月 | 約8時間 |
生後2ヵ月~3ヶ月 | 約12時間 |
生後3ヶ月~4ヵ月 | 約16時間 |
成猫(1歳以上) | 約24時間 |
遠野なぎこさんの猫・愁くんはおよそ1歳とのことですので、約24時間が限界だということですね。
加えて、36時間以上の絶食は「肝リピドーシス」という肝機能障害を起こしてしまい、死亡してしまう可能性が高くなるんだとか。
猫の場合は注意が必要で、特に肥満気味の猫の場合は絶食によって「肝リピドーシス(脂肪肝)」を引き起こす可能性があります。
肝リピドーシスとは、絶食によるエネルギー不足によって、過剰な脂肪が肝臓に蓄積し、肝機能障害を起こす病気です。このようなリスクから、特に 肥満気味の猫は、36時間以上の絶食は厳禁とされています。適正体重の猫でも同様です。
次の理由も見てみましょう。
理由2.猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと考えられる理由の2つ目は、猛暑による熱中症や脱水症状の危険性がある時期だったという点。
特に2025年6月30日は、各地で猛烈な暑さとなったことが記録されています。
遠野なぎこさんの自宅があるとされる東京都も、この日の最高気温は33.2度。
熱中症で緊急搬送される人もいるくらい、命にも関わる暑い日となりました。
東京消防庁によりますと、(2025年6月)30日、都内では午後3時までに、19歳から98歳までのあわせて32人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。
引用:NHK
さらに、遠野なぎこさんの自宅に「防護服を着た検視官」がいたことから、遠野なぎこさんの遺体が腐敗していたという可能性が考えられます。
腐敗が進んでしまうほど、部屋が暑い状態だったと考えることもでき、その場合猫・愁くんの命も危険な状態になっていたことが推測できます。
理由3.衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと考えられる理由の3つ目は、衛生状態の悪さから感染症になっている可能性があるということです。
理由1でも説明した通り、遠野なぎこさんの身に何かが起こってから6日の間、猫・愁くんはお世話されていない状態だった可能性が高いですよね。
糞尿の処理もされずに、汚れたままだと考えられます。
また、理由2で説明したように、遠野なぎこさんの遺体が腐敗していた説も。
以上のことから、遠野なぎこさんの部屋の衛生状態が悪く、猫・愁くんが感染症などに罹患してしまい、亡くなってしまった可能性もあるのではないでしょうか。
- 消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
- 猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
- 衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
この3つの理由から、猫・愁くんは亡くなってしまった可能性があると考えられます。
ほかの可能性も見てみましょう。
可能性②生存していて保護された
遠野なぎこさんの猫・愁くんがどうなったか心配される中で最も喜ばしいのは、猫・愁くんが生存していて保護されたという可能性です。
遠野なぎこさんは生前、「私が死んだあとも愛する猫を守る本」を読み進めていることをSNSで投稿。
私は愁を絶対に守ります…私の人生には絶対に巻き込まないとこの場で宣言しておきます。
引用:遠野なぎこInstagram
このことから、遠野なぎこさんは自身の身に何か起こってしまったときに、猫・愁くんが少しでも生き延びられるように対策をしていたことが考えられます。
飲食に関しても、自動餌やり機や自動給水機のように、ストックしておけば数日間は人の手を借りずに常に新鮮なものが出てくる便利なお世話グッズがあれば安心。
そう思い、遠野なぎこさんのSNSを調べて自動餌やり機があることを願いましたが、新しい投稿の中には見つけることができませんでした。
2025年2月7日の時点では、自動餌やり機は導入していないことが判明。
2025年2月から遠野なぎこさんが死亡するまで約5か月間の期間があったので、その間に対策がされていたことを願います。
もう一つ可能性を見てみましょう。
可能性③預け先に引き取られている
遠野なぎこさんの猫・愁くんが預け先に引き取られている可能性について考えたいと思います。
遠野なぎこさんは、2025年2月26日に、愛猫・愁くんを譲渡することを考えていたんだとか。
遠野は「今だから少しだけお話出来るけれど。一時は、こんなにも愛している愁くんの譲り先まで探していました」と告白。「預金も全部預けて、一生面倒を見てもらおうと。もう自分は命の危機が迫っているのだと分かったから…」という。
引用:スポニチ
しかし、遠野なぎこさんの消息が途絶えた2025年6月27日のSNSやブログの投稿を見ると、猫・愁くんの姿もたくさん投稿されていました。
体調に異変を感じた遠野なぎこさんが、咄嗟に預け先に連絡をしていている可能性もゼロではありませんが、先に誰かに預けたという可能性は極めて低いのではないでしょうか。
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
この3つの可能性について考察した結果、遠野なぎこさんの猫・愁くんはすでに亡くなってしまっている可能性が高いのではないかと推測。
次は愁くんについて報道されない理由を調査しました。
遠野なぎこの猫・愁くんについての報道がないのはなぜ?
通常、飼い主が孤独死すると、まず事件性がないかどうか警察が検死を行うんだとか。
まずは事件性を調べるために検視が行われます。飼い主が孤独死をしてしまったペットの保護対応は検死が終わった後となります。
引用:一般社団法人・全国シルバーライフ保証協会
孤独死した人が飼っていたペットの保護対応などは、飼い主の検死が終わった後になるそうです。
今回、遠野なぎこさんの自宅から運び出された遺体は、この暑さの中6日間放置されていたと考えられ、腐敗している可能性があります。
そのため身元が遠野なぎこさんだと確定できず、検死も遅れている状況。
ペットである猫・愁くんの対応もそれに準じて遅れてしまっているのではないでしょうか。

最後にここまでお伝えしてきた遠野なぎこさんの愛猫・愁くんについて簡単に紹介します。
遠野なぎこさんの猫・愁くんのプロフィール
遠野なぎこさんの猫・愁くんのプロフィールを紹介。
- 愁(しゅう)
- 種類:猫(ラグドール)
- 年齢:2025年7月時点で約1歳
- 性格:人懐っこくておっとり
遠野なぎこさんは、猫・愁くんのことを「愛息子」と言って、家族のように愛し、可愛がっていたそうです。
まとめ
今回は、遠野なぎこさんの愛猫・愁くんがどうなったのかをSNSや過去の情報から考察し、解説しました。
愁くんがどうなったのか考えられる可能性
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
愁くんの幸せを願うと同時に、今後動物たちがこのようなことに巻き込まれないよう考えていきたいですね。

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