2025年7月3日に亡くなったとされる遠野なぎこさんの猫・愁くんが生きていたことが判明。
遠野なぎこさんが息子のように可愛がっていた愛猫・愁くん。
「猫は無事なの?」「愁くんはどうなった?」という心配の声が多く上がりましたね。
今回は、遠野なぎこさんの愛猫・愁くんがどうなったのか、どれほど過酷な中生存していたのか伝えたいと思います。
遠野なぎこさんの猫・愁くんはどうなった?
2025年7月7日、女性セブンから猫・愁くんの安否についての詳細が報道されました。
(警察関係者が言うには)「遠野さんの部屋で見つかった遺体は、死後数日経っており、腐乱しているため身元の確認に数日要する状態でした。 最初に警察が部屋に踏み込んだ際、猫は部屋の中で生きていました。ただ、数日間部屋から出られない状態が続いていたことと、警察や救急が入ってきたことにかなり警戒と恐怖心を抱いたようです。威嚇するような様子も見せていたようで“猫が怖がって、出て来てくれない”と、臨場した警官も嘆いていました」
引用:Yahoo!ニュース
2025年7月3日の夕方の時点で、猫・愁くんは生きていたそうです!

本当によかった!!!!!
さらに、遠野なぎこさんが生前親交があった作家の友人・吉川ばんびさんが、猫・愁くんを引き取る約束をしていたことも分かりました。
7月5日に作家の吉川ばんびさんがXを更新。 《【遠野なぎこさんの愛猫・愁くんの所在について、ご存知の方おられませんか】 遠野さんのご自宅から、身元不明の遺体が発見されたと報道がありました。去年、遠野さんとは「もし私の身に何かあれば愁くんを引き取ってほしい」とお約束をしており、現在、愁くんの所在について情報を探しております》
引用:Yahoo!ニュース
さらに、2025年7月7日には吉川ばんびさんから嬉しい報告が。
7日に(吉川ばんびさんは)「あまり詳細についてはお伝えができないのですが、愁くんは無事に保護されており、元気とのことです」と愁くんが無事だったことを報告。「ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます」とつづった。
引用:NEWS.jp



引き取る約束してたのに、まだ吉川さんのところにはいないんだね
おそらく、遠野なぎこさん自身の身元確認などが終わるまでは、愁くんの処遇も決定できないのではないでしょうか。
愁くんが遠野なぎこさんの友人・吉川ばんびさんの元で愛されて過ごせることを願っています。
遠野なぎこさんの猫・愁くんが生き延びたのは奇跡!
遠野なぎこさんの猫・愁くんの安否が明らかになるまでに、当サイトでは愁くんの生存可能性が限りなく低いことを検証していました。
今回奇跡的に生存が確認された愁くんですが、どれほど過酷な環境だったか、伝えたいと思います。
孤独死した主人に飼われていたペットはどうなる?
孤独死した主人に飼われていたペットはどうなるか、一般的に考えられる可能性を3つ挙げました。
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
遠野なぎこさんの猫・愁くんが生き抜いた過酷な条件と一緒に、詳しく解説していきたいと思います。
それでは見ていきましょう。
可能性①亡くなってしまった
遠野なぎこさんの猫・愁くんについて、最も心配されていたのが「愁くんも亡くなってしまったのではないか」という可能性。
愁くんが亡くなったかもしれないと心配されていたのには、以下のような理由が挙げられます。
- 消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
- 猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
- 衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
理由1.消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと考えられる理由の1つ目は、遠野なぎこさんの消息がわからなくなってから6日後の発見で絶食状態の可能性があるという点です。
遠野なぎこさんは2025年6月27日に自身のブログを投稿してから消息不明に。
1日に何度もブログの更新をすることで知られていた遠野なぎこさん。
おそらくこの日、2025年6月27日に遠野なぎこさんの身に何かが起こり、死亡してしまったことが推測できます。
そして、遠野なぎこさんの遺体が発見されたのは2025年7月3日の夕方。
猫の愁くんはこの6日間、誰からも飲食物の世話をしてもらえていないことになります。
獣医師が監修した記事によると、猫が絶食できる時間は以下の通り。
猫の月齢 | 絶食できる限界の時間 |
---|---|
生後1ヶ月~2ヵ月 | 約8時間 |
生後2ヵ月~3ヶ月 | 約12時間 |
生後3ヶ月~4ヵ月 | 約16時間 |
成猫(1歳以上) | 約24時間 |
遠野なぎこさんの猫・愁くんはおよそ1歳とのことですので、約24時間が限界だということですね。
加えて、36時間以上の絶食は「肝リピドーシス」という肝機能障害を起こしてしまい、死亡してしまう可能性が高くなるんだとか。
猫の場合は注意が必要で、特に肥満気味の猫の場合は絶食によって「肝リピドーシス(脂肪肝)」を引き起こす可能性があります。
肝リピドーシスとは、絶食によるエネルギー不足によって、過剰な脂肪が肝臓に蓄積し、肝機能障害を起こす病気です。このようなリスクから、特に 肥満気味の猫は、36時間以上の絶食は厳禁とされています。適正体重の猫でも同様です。
次の理由も見てみましょう。
理由2.猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと心配された理由の2つ目は、猛暑による熱中症や脱水症状の危険性がある時期だったという点。
特に2025年6月30日は、各地で猛烈な暑さとなったことが記録されています。
遠野なぎこさんの自宅があるとされる東京都も、この日の最高気温は33.2度。
熱中症で緊急搬送される人もいるくらい、命にも関わる暑い日となりました。
東京消防庁によりますと、(2025年6月)30日、都内では午後3時までに、19歳から98歳までのあわせて32人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。
引用:NHK
さらに、遠野なぎこさんの遺体が腐敗していたということから、部屋が暑い状態だったと考えることもでき、その場合猫・愁くんの命も危険な状態になっていたことが推測できます。
理由3.衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
遠野なぎこさんの猫・愁くんが亡くなってしまったと心配された理由の3つ目は、衛生状態の悪さから感染症になっている可能性があるということです。
理由1でも説明した通り、遠野なぎこさんの身に何かが起こってから6日の間、猫・愁くんはお世話されていない状態だった可能性が高いですよね。
糞尿の処理もされずに、汚れたままだと考えられます。
また、近くに腐敗した遺体があったことも、衛生状態の悪化の原因。
以上のことから、遠野なぎこさんの部屋の衛生状態が悪く、猫・愁くんが感染症などに罹患してしまう可能性もありました。
- 消息不明から6日が経過していて絶食状態の可能性
- 猛暑による熱中症や脱水症状の危険性
- 衛生状態の悪さから感染症になっている可能性
この3つの理由から、猫・愁くんは亡くなってしまった可能性があるのではと考えられていました。
可能性②生存していて保護された
遠野なぎこさんの猫・愁くんがどうなったか心配される中で最も喜ばしいのは、猫・愁くんが生存していて保護されたという可能性でした。
遠野なぎこさんは生前、「私が死んだあとも愛する猫を守る本」を読み進めていることをSNSで投稿。
私は愁を絶対に守ります…私の人生には絶対に巻き込まないとこの場で宣言しておきます。
引用:遠野なぎこInstagram
このことから、遠野なぎこさんは自身の身に何か起こってしまったときに、猫・愁くんが少しでも生き延びられるように対策をしていたことが考えられます。
飲食に関しても、自動餌やり機や自動給水機のように、ストックしておけば数日間は人の手を借りずに常に新鮮なものが出てくる便利なお世話グッズがあれば安心。
そう思い、遠野なぎこさんのSNSを調べて自動餌やり機があることを願いましたが、新しい投稿の中には見つけることができませんでした。
2025年2月7日の時点では、自動餌やり機は導入していないことが判明。
2025年2月から遠野なぎこさんが死亡するまで約5か月間の期間があったので、その間に対策がされていたのではないでしょうか。
一人暮らしの人がペットを飼う際は、自分がいなくなって餌を挙げられる人がいなくなった時のことを考えて、自動餌やり機や自動給水機の導入をすることをおすすめします。
可能性③預け先に引き取られている
もし一人暮らしの人が自分の病気が分かり、先が長くないと考え始めたら、ペットの命を守るために一番確実なのが誰かに譲渡するという方法です。
遠野なぎこさんも、自分がいなくなった時のために友人の吉川ばんびさんに愁くんのことを託していましたことも判明。
実は遠野なぎこさんは、2025年2月26日ごろから、愛猫・愁くんを譲渡することを考えていたことを明かしていました。
遠野は「今だから少しだけお話出来るけれど。一時は、こんなにも愛している愁くんの譲り先まで探していました」と告白。「預金も全部預けて、一生面倒を見てもらおうと。もう自分は命の危機が迫っているのだと分かったから…」という。
引用:スポニチ
信頼できる人に最愛のペットを託しておくと、自分に何かあった時でも安心ですよね。
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
この3つの可能性について考察した結果、当サイトは遠野なぎこさんの猫・愁くんはすでに亡くなってしまっている可能性が高いのではないかと推測していました。
しかし、愁くんは奇跡的にも約6日間たった一匹で生き延びていたことになります!



遠野なぎこさんがちゃんと準備していたんだね・・・
次は愁くんについて報道されない理由を調査しました。
遠野なぎこの猫・愁くんについての報道がないのはなぜ?
通常、飼い主が孤独死すると、まず事件性がないかどうか警察が検死を行うんだとか。
まずは事件性を調べるために検視が行われます。飼い主が孤独死をしてしまったペットの保護対応は検死が終わった後となります。
引用:一般社団法人・全国シルバーライフ保証協会
孤独死した人が飼っていたペットの保護対応などは、飼い主の検死が終わった後になるそうです。
今回、遠野なぎこさんの自宅から運び出された遺体は、この暑さの中6日間放置されていたため、腐敗していました。
そのため身元が遠野なぎこさんだと確定できず、検死も遅れている状況。
ペットである猫・愁くんの対応もそれに準じて遅れてしまっているのではないでしょうか。


最後にここまでお伝えしてきた遠野なぎこさんの愛猫・愁くんについて簡単に紹介します。
遠野なぎこさんの猫・愁くんのプロフィール
遠野なぎこさんの猫・愁くんのプロフィールを紹介。
- 愁(しゅう)
- 種類:猫(ラグドール)
- 年齢:2025年7月時点で約1歳
- 性格:人懐っこくておっとり
遠野なぎこさんは、猫・愁くんのことを「愛息子」と言って、家族のように愛し、可愛がっていたそうです。
まとめ
今回は、遠野なぎこさんの愛猫・愁くんがどうなったのか、どれほど過酷な中生存していたのか伝えてきました。
孤独死した主人に飼われたペットはどうなる?
- 亡くなってしまった
- 生存していて保護された
- 預け先に引き取られている
愁くんの幸せを願うと同時に、今後動物たちがこのようなことに巻き込まれないよう考えていきたいですね。


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