「最強スポーツ男子頂上決戦」や「SASUKE」などのスポーツ番組が危険なのではないかと言われています。
その理由は、収録中に起こる出演者たちの「怪我」。
これまでどんな芸能人が、スポーツ番組で怪我をしてきたのでしょうか?
今回は、スポーツ番組で怪我をしたことがある芸能人を調べるとともに、安全性などの対策がされているかどうかも徹底調査してみました。
スポーツ番組で怪我をした芸能人5選
スポーツ番組で怪我をした芸能人を調査してみました。
スポーツ番組で怪我をした芸能人5選
- 佐野岳
- 柿谷曜一朗
- 小島よしお
- 長田庄平
- 原千晶
一人ずつ詳しく見ていきましょう。
①佐野岳
佐野岳さんは、2025年11月に収録された『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』の競技中に怪我をしました。
「モンスターボックス」という巨大な跳び箱に挑戦し、着地に失敗したことが原因です。
怪我をした部位は右膝。
靭帯断裂と半月板損傷で全治8~9か月という大怪我でした。
佐野岳さんの怪我についてはこちら↓

②柿谷曜一朗(元サッカー日本代表)
元サッカー日本代表の柿谷曜一朗さんは、『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』を怪我で欠場。
脚に違和感があるとのことでしたが、怪我の詳細は明かされていません。
収録中の怪我なのか、元々脚に痛みなどの違和感があったのかは不明です。
③小島よしお
小島よしおさんは、2024年4月に収録された『最強スポーツ男子頂上決戦2024』の競技後に怪我をしました。
「パワーウォール」の終了後、階段を降りるときに踏み外し、右足の中指を骨折。
病院で救急診療を受けたところ、右足小指の付け根にヒビが入っている可能性があるということで、翌17日に精密検査を受けたところ、右第5中足骨基部骨折で、約1ヵ月~1ヵ月半の加療を要すると診断されました。
引用:めざましmedia
小島よしおさんは、靴をちゃんと履いていなかったことが原因だと語っていました。
小島よしお脱げてた靴をしっかり履かずに歩いてしまったのが良くなかったと思ってます
スポーツ番組の競技は関係ないとはいえ、競技後に疲労でふらついてしまったことも考えられます。
④長田庄平(チョコレートプラネット)
画像左が長田庄平さんです。
お笑い芸人チョコレートプラネットの長田庄平さんは、2025年10月に収録された『SASUKE2025』の競技中に怪我をしました。
左足剥離骨折という、靭帯や腱にひっぱられて小さな骨の欠片が剥がれる骨折です。



ねん挫と間違えやすいんだって



足首付近に起こる骨折だね
長田庄平さんの怪我は全治3か月。
やはり足を痛めると、治りは遅いようですね。
長田庄平さん自身がこちらの動画で説明していました↓
⑤原千晶(フリーアナウンサー)
フリーアナウンサーの原千晶さんは、2025年11月に情報番組『THE TIME,』の取材中に怪我をしました。
画像の左端に松葉杖も見えますね。
スポーツ番組ではなく、情報番組の収録中の怪我とのことですが、内容はほぼ『SASUKE』。
「クワッドステップス」という競技を体験中に、左足のスネを骨折してしまいます。
11月30日の同番組内の企画取材で訪れた「千葉県内にあるSASUKEのエリアを自作で再現している方の施設」で「『クワッドステップス』(4枚の板に飛び移りながら移動するエリア)を体験した際、4枚目の板に飛び移った直後左足に痛みを訴えて、板の下に敷かれた安全対策用のマットの上に倒れました」
引用:スポニチアネックス
取材後、都内の整形外科で診察を受け、1日に改めて検査を行い「左脛骨高原骨折」で全治3カ月の診断が下されたという。
引用:スポニチアネックス
原千晶さんは、左脛骨高原骨折で全治3か月だと診断されたようですが、スネは体重を支えるのに重要な役割をする部位。
重症化しやすく、痛みや腫れ、歩行困難も伴い、半月板や靭帯などに合併症も起きやすいとのこと。
手術なども必要になるような骨折らしいのですが、原千晶さんは手術ではなく自然治療をして様子を見ていたようです。
このように怪我をした報告を受け、テレビ番組側はどのような安全対策を行っているのか調査してみました。
番組側が行っている安全対策
「最強スポーツ男子頂上決戦」について「アトラクションの安全確認をはじめ、出演者のコンディション確認からストレッチの指導、不測の事態に備えて救急救命士やスポーツトレーナーに帯同いただくなど、しっかり安全対策を講じておりました」
引用:日刊スポーツ



具体的にどんな対策をしてるの?
実際に行われている安全対策は次の通りです。
番組側が行っている安全対策
- メディカルチェック・体調確認
- 競技・器具の安全設計
- リハーサル・練習時間の確保
- 医療スタッフ・救護体制の常駐
- 危険度に応じた競技の制限・変更
- 出演契約・保険への加入
① メディカルチェック・体調確認
出演者に対して、競技の事前にメディカルチェックをしているそうです。
- 既往歴(過去の怪我・手術)
- 当日の体調
- 運動制限の有無
などを申告してもらい、当日体調が悪ければ医師の参加か非判断が入る場合もあるんだとか。
② 競技・器具の安全設計
万が一こけたりした時に、極力怪我をしないよう安全な器具を使っています。
具体的には
- クッション材・衝撃吸収マットの設置
- 角を丸くした器具設計
- 高所競技では安全ネット・落下防止装置を併用
- 天候や床の状態(濡れ・滑り)をチェック
などで衝撃を減らすような設計を重視しているんだとか。
③ リハーサル・練習時間の確保
スポーツ番組はぶっつけ本番に見えて、入念な準備がされていることが多いと言われています。
リハーサルをして、競技の実際の動きを参加者が確認する時間を設けたり、危険なポイントをスタッフが共有。
④ 医療スタッフ・救護体制の常駐
万が一のときのために、医療従事者や救急救命士、スポーツトレーナーが現場で待機しています。
応急処置セット、ストレッチャーを用意していたりと、異変があればすぐに対応できるような体制が整っているんだとか。
⑤ 危険度に応じた競技の制限・変更
年齢や性別、運動経験により競技の難易度を下げたり、変更したりすることもあるそうです。



同じ条件じゃないと見てて面白くない
そういう視聴者もいると思うので、カットされたりと編集で上手く見せる工夫もされているようですよ。
⑥ 出演契約・保険への加入
出演者は番組専用の傷害保険に加入しているんだそうです。
治療費や休業補償がカバーされるケースが一般的なんだとか。



仕事に穴をあけることになったら大変
スポーツをする以上、怪我や事故に備えることは大切ですね。
このように、スポーツ番組を放送するにあたり、番組制作側も様々な安全対策を講じています。
それでも怪我をする出演者が出てしまうのは、いったいなぜでしょうか。
なぜスポーツ番組で怪我が起きるのか考察
どれだけ安全対策をしていても、スポーツ番組に怪我はつきもの。
その理由としてはこちら↓
なぜスポーツ番組で怪我が起きるのか
- 疲労・緊張によるミス
- 本番のプレッシャー
- 人の動きは予想不能
つまり、人の怪我を完全に予測して防ぐことはできない、ということです。
まとめ|スポーツ番組は本当に危険なのか?
今回は、スポーツ番組で怪我をしたことがある芸能人を調べるとともに、安全性などの対策がされているかどうかも徹底調査してきました。
スポーツ番組で怪我をした芸能人5選
- 佐野岳
- 柿谷曜一朗
- 小島よしお
- 長田庄平
- 原千晶
番組側が行っている安全対策
- メディカルチェック・体調確認
- 競技・器具の安全設計
- リハーサル・練習時間の確保
- 医療スタッフ・救護体制の常駐
- 危険度に応じた競技の制限・変更
- 出演契約・保険への加入
スポーツ番組では事前のメディカルチェックや器具の安全設計、医療スタッフの常駐などの安全対策が取られています。
それでも完全に事故を防ぐことは難しく、番組の迫力と安全性のバランスが常に問われていると言えるでしょう。




