元ヤクルトの北村拓己選手が、2025年10月24日に戦力外通告を受けました。
なぜ、戦力外通告を受けなければならなかったのでしょうか。
そして、北村拓己選手の今後はどうなってしまうのでしょうか。
今回は、北村拓己選手が戦力外通告を受けた理由と、今後の活動について、徹底的に調査してみました。
北村拓己がヤクルトから戦力外通告!
2025年10月24日、北村拓己選手が、所属球団「東京ヤクルトスワローズ」から戦力外通告を受けました。
読売ジャイアンツから移籍してきてからわずか2年で自由契約。
どうして北村拓己選手は戦力外通告をされてしまったのでしょうか。
その理由について考察してみました。
北村拓己が戦力外通告を受けた理由
北村拓己選手が戦力外通告を受けた理由を考察すると、以下の3つが挙げられます。
北村拓己が戦力外通告を受けた理由3つ
- 成長の見込みがなかった
- ポジション被りの選手が多かった
- このままいても使わないと思った
理由①成長の見込みがなかった
北村拓己選手が戦力外通告を受けた1つ目の理由は、成長の見込みがなかったということ。
ストレートに言ってしまうと、「成績が悪かった」「結果が出せていない」ということです。
公式の記録を見ても、北村拓己選手のヤクルト移籍後の打率は、
- 2024年度:打率.125
- 2025年度:打率.190

打率ってどれくらいあったらいいのか分からないよ
結論から言うと、プロ野球では2割5分が合格ライン。
なので2割を切っているとなると、一軍定着はかなり厳しいレベルです。



北村拓己選手はかなり成績が悪かったんだね
北村拓己選手の結果では、戦力外になってしまうのも納得ですね。
理由②ポジション被りの選手が多かった
北村拓己選手が戦力外通告を受けた2つ目の理由は、ポジション被りの選手が多かったということも考えられます。
北村拓己選手は、
- 右投右打
- 二塁・三塁・遊撃を守れる
- 控え枠
という立ち位置でした。
しかし、同じようなポジションで、同じ使い方をされる選手がヤクルトには複数います。
1.武岡 龍世(たけおか りゅうせい)
- 内野手(主に二塁・遊撃)
- 右投右打
- 若くて守備力が高い
年齢と将来性で北村選手より優先されやすい存在
控え枠でも「若手育成」が優先されるため、北村拓己選手には不利でした。
2.赤羽 由紘(あかはね よしひろ)
- 内野手(複数ポジション可)
- 右投右打
- ユーティリティ性が高い
「何でも守れる右打ち内野手」という点で役割がほぼ同じ。
しかも赤羽選手は年齢が若く、球団として使いやすいと思われます。
3.伊藤 琉偉(いとう るい)
- 内野手(遊撃・二塁)
- 右投右打
- 守備力重視の若手
打撃成績よりも 守備・走塁込みで評価されやすいタイプ。
北村拓己選手と比べると「若さ+守備」で上回ります。
このように、ヤクルトには同じポジションを争う選手が複数いました。
そしてやはり「育成」として若手をたくさん試合に出したいという球団側の方針もあります。
北村拓己選手の優先度がどうしても下がってしまったのですね。
理由③このままいても使わないと思った
北村拓己選手が戦力外通告を受けた3つ目の理由は、このまま球団にいても、使わないと思ったためです。
とくに北村拓己選手がいたヤクルトは、2025年度の戦績が悪く、チームの若返りを目指し大量に戦力外通告を出した年でした。
中堅以降の選手で、いい結果が出ていない選手はのきなみクビとなってしまったようです。
その中に、打率が思うように伸びなかった北村拓己選手の名前があるのも、避けられないことだったのかもしれませんね。
北村拓己が戦力外通告を受けた理由3つ
- 成長の見込みがなかった
- ポジション被りの選手が多かった
- このままいても使わないと思った
以上が、北村拓己選手が戦力外通告を受けた理由3つでした。
戦力外通告に関しては、理由まで公表されることはないので憶測にはなってしまいます。
これまでの成績やチームに所属する選手たちの傾向から、徹底的に考察してみました。



戦力外通告を受けるまでの流れを教えて!
ではここからは、北村拓己選手の軌跡を見ていきましょう。
北村拓己の入団からこれまでの成績
北村拓己選手のこれまでの成績をまとめてみました。
| 年代 | 所属球団 | 試合数 | 打席 | 成績 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年 | 巨人 | 1 | 1 | 打率.270 |
| 2019年 | 5 | 7 | 打率.290 | |
| 2020年 | 57 | 88 | 打率.227 | |
| 2021年 | 53 | 103 | 打率.250 | |
| 2022年 | 33 | 55 | 打率.173 | |
| 2023年 | 27 | 38 | 打率.206 | |
| 2024年 | ヤクルト | 48 | 49 | 打率.125 |
| 2025年 | 62 | 132 | 打率.190 |
2018年から2021年までは、北村拓己選手は順調に出場試合数を伸ばしながら、実績を積んでいきます。
800万円だった年俸も、毎年増加していました。
- 2018年度:年俸800万円
- 2019年度:年俸840万円(40万円↑)
- 2020年度:年俸860万円(20万円↑)
- 2021年度:年俸1500万円(640万円↑)
- 2022年度:年俸1800万円(300万円↑)



打率は2割台だったようだね
2022年のシーズンが始まると、北村拓己選手は打撃不振に陥ります。
2023年度の年俸も、前年の2022年度の金額よりも100万円減額。
- 2023年度:年俸1700万円(100万円↓)
北村拓己選手は、2023年12月8日、現役ドラフトにより東京ヤクルトスワローズへ移籍することが発表されました。
北村拓己選手は、2025年のシーズン開幕前に下半身を負傷。
二軍で過ごしていました。
しかし、長岡秀樹選手などの一軍の選手に故障が相次いだため、北村拓己選手は一軍に昇格します。



チャンスが来たんだね
しばらくは好調だったようですが、7月頃から打撃不振に。
打率も2割を下回る結果となり、ついに2025年10月24日に球団から戦力外通告を受けることになります。
北村拓己の今後はどうなる?
北村拓己選手は、現役引退を決断。
実は北村拓己さんには、2024年からプロ野球の二軍リーグに参入した「オイシックス新潟アルビレックス」というチームからオファーが来ていました。
しかし、家族と離れて過ごすことになることを考えると、一人離れて新潟で野球を続けることに不安を抱いたようです。
今後は野球教室を開いて、未来の野球選手にその技術を受け継ぐ役割を果たしていくんだとか。
戦力外になった選手に与えられる選択肢は、一般的には次の3つです。
北村拓己選手の人生の選択肢
- 他球団と契約
- 育成契約や独立リーグでプレー
- 引退して指導者・別の仕事へ
一つずつ詳しく解説していきますね。
①他球団と契約
北村拓己選手の今後の活動について、1つ目の可能性は、他球団との契約です。
戦力外通告を受けた後、「トライアウト」を受けて他の球団と契約する例はよくあるそうです。
北村拓己選手も、



NPBに戻りたいというのは率直な気持ちです
と、プロ野球への復帰を目指していることから、他球団と契約することが第一目標としていました。
②育成契約や独立リーグでプレー
北村拓己選手の今後の活動について、2つ目の可能性は、育成契約や独立リーグでプレーするということ。
他の球団との契約が望めない場合、
- 球団の育成契約
- 独立リーグでのプレー
- 社会人チームでのプレー
などを目指すことが多いです。
スカウトなども見に来ることが多いので、一度戦力外になっても「もういちどプロ野球を目指せる場所」となっているのです。
他の球団から声がかからなければ、北村拓己選手がこの選択肢を選ぶ可能性もありました。
③引退して指導者・別の仕事へ
北村拓己選手の今後の活動について、3つ目の可能性は、引退して指導者になったり、まったく別の仕事の道を選ぶということです。
戦力外通告後に、指導者や試合の解説者などの「野球関連の職業」に移る選手がいるそうです。
ちなみに指導者になるためには、特別な資格がいる場合もあるそう。
戦力外通告時に資格取得のための講座の案内もしてくれることがあるんだとか。
また、キッパリ野球から離れて、まったく違う仕事を探す人もいるんだそうですよ。
北村拓己選手は、プロ球団(二軍)からのオファーもありましたが、家族との生活のことも考えて引退し、新たな仕事をすることを決意。
野球教室も開き、指導者として子どもたちの未来を応援する立場で野球と関わっていくようです。
最後に北村拓己選手のプロフィールを紹介。
北村拓己のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 北村 拓己 (きたむら たくみ) |
| 愛称 | まるちょう |
| 生年月日 | 1995年8月29日 |
| 出身地 | 石川県金沢市 |
| 身長 | 181cm |
| 体重 | 90㎏ |
| ポジション | 内野手・右投右打 |
北村拓己選手の妻・元アイドリング!!!の伊藤祐奈さんについてはこちら↓










まとめ
今回は、北村拓己選手が戦力外通告を受けた理由と、今後の活動について、徹底的に調査してみました。
北村拓己が戦力外通告を受けた理由3つ
- 成長の見込みがなかった
- ポジション被りの選手が多かった
- このままいても使わないと思った
北村拓己の人生の選択肢
- 他球団と契約
- 育成契約や独立リーグでプレー
- 引退して指導者・別の仕事へ
打撃不振に苦しめられ、思うように活躍できなかった北村拓己選手。
今後もプロ復帰を目指すとのことなので、諦めずに頑張ってください!
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