「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)の楽曲「BEACON」。
これまで数々のドラマ主題歌をヒットさせてきたドリカムが、約5年ぶりにドラマ主題歌を書き下ろしました。
そんな楽曲「BEACON」の歌詞には、どのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、ドリカムの楽曲「BEACON」について、歌詞の意味や、伝えたいことを考察してみました。
ドリカム「BEACON」の歌詞の意味を考察
タイトルに込められた意味や歌詞から感じ取ったイメージをもとに、考察してみました。
最初にタイトルから見ていきましょう。
タイトル「BEACON」はダブルミーニング
まずタイトルの「BEACON」(ビーコン)の意味から考えてみました。
ビーコン
- 意味①無線技術を利用した情報の伝達手段
- 意味②注意を引き付けるために意図的に設けられた場所
ドラマ「大追跡」では、無線技術を駆使し犯人を特定することを主軸として物語が進みます。

ドラマの内容と合うタイトルで書き下ろしてる感が出てる!
また、ドリカムの2人は「BEACON」を公表した際、このようにコメント。
現代では「ビーコン」というと位置情報や電波を思い浮かべる人が多いかと思います。
今回の楽曲について、ドリカムの中村正人と吉田美和は連名で、
「散々な1日を送ったあなたに、出口の見えない暗闇をさまようあなたに、『どうしてわからないんだ?伝わらないんだ?』と喘ぎながら自分と戦っているあなたに、この曲があなたを導く“BEACON(希望の光)”となることを願って」
とコメントした。
引用:dmenu news
これは、楽曲とドラマとを結びつける大事なワードと言うことができるでしょう。
一方で、元々「ビーコン」は狼煙(のろし)や篝火(たきび)、灯台など目印になるような「光」に関するもの。
ドリカムの2人は、タイトル「BEACON」にドラマとの関連性を出しながら、人生の目印になるような「希望の光」という意味も持たせたのではないかと考察。
次は歌詞の内容について考察していきましょう。
歌詞はつらい時の「あなた」に寄り添う
「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)の「BEACON」の歌詞は、つらい時にこの曲を聴いているリスナーである「あなた」に寄り添い、勇気づける言葉が紡がれています。
実際に曲を聴いてみると、「つらい時はこうしてみてね」「大丈夫だよ」と語りかけてくるような温かさを感じました。
また、タイトルと同じでドラマとのリンクも緻密に計算されていると考察。
ドラマ「大追跡」の作中で主人公たちは、手掛かりがない中で犯人を導く「希望」、つまり情報を見つけるために捜査に駆け回ります。
つらい時、人生の暗闇の中でこの曲を聴いている「あなた」と主人公たちをリンクさせて、苦しい状況の中でも必ず「希望」があるということを意味しているのではないでしょうか。
ドリカム「BEACON」が伝えたいことは?
「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)の「BEACON」が伝えたいことは、歌詞の意味そのままで、つらい時でも希望はあるから諦めないでほしいという思いではないでしょうか。
「BEACON」の歌詞は常にリスナーに寄り添うような言葉が紡がれています。
まるで吉田美和さんから直接勇気づけられているような感覚になった人もいるのでは・・・。
それこそがドリカムの2人がこの楽曲「BEACON」を通してしたかったことではないかと考察。
ただ生きていくこと自体、苦しいと感じる人が増えたこの時代。
ドリカムの2人は「BEACON」という曲で人々の心を少しでも勇気づけてあげたい、希望はあるから諦めないでほしい、と伝えたかったのだと思います。
ドリカム「BEACON」はドラマ「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜」の主題歌
ドリカム「BEACON」は、2025年7月9日から放送されたドラマ「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜」の主題歌です。
主題歌の書き下ろしは、ドラマのプロデューサーたちから頼み込まれて実現。
新ドラマのスタートにあたり、プロデューサーたちから「時代や人々のさまざまなシーンに寄り添う楽曲を生み出してきたドリカムしかいない」と熱烈なオファーがあり、その思いにメンバーが応え、主題歌を手がけることになった。
引用:dmenu news
大人気シリーズドラマ「大追跡」の10年ぶりの新作なので、製作側も力が入ります。



ドリカムは老若男女に人気のアーティストだもん!
舞台は姿の見えない犯人を多角的に分析・追跡捜査し、逮捕へと導くSSBC【捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)】
- 捜査支援分析センター(SSBC)
- 設立:2009年
- 警視庁に新設された、分析・追跡捜査の専門部隊
- 主な役割:
- 分析捜査支援:防犯カメラの画像解析、電子機器の解析
- 情報捜査支援:犯罪の手口などから犯人像を分析するプロファイリング
- 「現代捜査のキーマン」



最先端技術で犯人を特定するよ!
「BEACON」という言葉を物語の設定から閃いたのがスゴいですよね。
最後に、ドリカムについて簡単に紹介したいと思います。
DREAMS COME TRUE(ドリカム)のプロフィール
- DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)
- 通称:ドリカム
- 活動期間:1989年~
- 事務所:DCTentertainment
- レコード会社ユニバーサルミュージック : DCT records。
DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)は、2人組の日本のバンドです。
メンバーは吉田美和さんと中村正人さんの2人。
数々のヒット曲を生み、日本が誇る大人気アーティストです。
- 1992年:「晴れたらいいね」
- 1995年:「LOVE LOVE LOVE」
- 2004年:「やさしいキスをして」
- 2005年「何度でも」
- 2007年:「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図〜」
まとめ
今回は、DREAMS COME TRUE(ドリカム)の楽曲「BEACON」について、歌詞の意味や、伝えたいことを考察してきました。
- タイトル「BEACON」はダブルミーニングになっている
- 歌詞はつらい時のリスナーに寄り添ってくれる
- つらい時でも希望はあるから諦めないでほしいという思いが込められている
老若男女問わず人気な「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)。
ドラマの世界を彩るだけでなく、現代を生きる私たちの心に残る名曲になりそうですね。
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