2025年に行われたBMSGのオーディション「THE LAST PIECE」の5次・疑似プロ審査の課題曲「Blast Off」(ブラスト・オフ)。
サビで擬音を繰り返しているのが印象的で、一度聴くと忘れられない曲ですよね。
「Blast Off」の歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、BMSGラストピースの課題曲「Blast Off」の歌詞の意味を考察してみました。
【BMSGラストピース】「Blast Off」はロケットが発射するときの掛け声!

歌詞の意味を考える前に、まずタイトルについて解説したいと思います。
イギリスの子供向けアニメでも、カウントダウンの後に「Blast Off!」と言い、ロケットが飛び立つような描写がありました。
参考動画:Numberblocks(ナンバーブロックス)↓

ロケットと聞くと、なんだか壮大そうなイメージ!
BMSG「Blast Off」の歌詞には、いったいどのような意味が込められているのか気になりますよね。
一緒にBMSGラストピースの課題曲「Green Light」の歌詞の意味を考察していきましょう。
【BMSGラストピース】「Blast Off」の歌詞の意味を考察!
なぜそのように感じたのか、詳しく解説していきますね。
考察①世界観を統一!ロケット関連の言葉


「Blast Off」の直訳が「発射する、飛び立つ」であることから、歌詞もロケットや宇宙を連想する言葉をたくさん使うことで世界観を統一しています。



具体的にどんな言葉だったか知りたい!
- カウントダウン
- 銀河系
- 出発進行
- 射程圏内
「Blast Off」では、このようにロケットや宇宙に関係のある言葉を歌詞の中に散りばめています。
壮大な宇宙への旅の世界観をイメージできるようにしているんですね。



なんだか宇宙って聞くとワクワクする!
これらの言葉や世界観が何を意味しているのか、紐解いていきましょう。
考察②ロケットは夢へのメタファー
先ほど述べたように、「Blast Off」はロケットがモチーフで、夢へ向かう道のりのメタファーとなっていると考えています。
ロケットを自分とすると、行く先は「自分の大きな夢」。
カウントダウンは出発の準備が十分にできていることを意味しているのではないでしょうか。



すぐにでもデビューしたい気持ちが表現されているね
また、よく夢を語る際に「世界的なアーティスト」という言葉を使う人がいますが、「Blast Off」では世界に留まらず、「銀河系」まで行きたいと歌っています。



宇宙一のアーティスト目指すんだね!
ロケットに乗るとなるともちろん行先は宇宙。
上手く歌詞の意味とモチーフがリンクしていて、詩的にも美しくまとまっています。
考察③「見たい」と「見せたい」の違いについて
「Blast Off」の一番では、「見てみたい」と「見せたい」という、歌詞が微妙に違う箇所があるのに気づきましたか?
1番では、見たことがないものを見たいと歌っていて、夢を叶えてアーティストになりたいという気持ちが前面に出ています。
一方2番では、自分以外の人つまりファンや応援してくれるすべての人に、自分が輝いているところを見せたいという意味に変化。
2番では1番よりも具体的に夢を叶えたときのことをイメージできている印象があります。



歌っている間にもどんどん夢に近づいている感じ!
ボーイズたちの切実な思いが伝わってきて、素敵ですね。
他の部分はどんな意味が込められているのでしょうか。
考察④批判に屈しず未来への覚悟を示す言葉
「Blast Off」の歌詞の中には、2か所ほど批判に対して負けない反抗心を歌ったパートがあります。
一つ目は、「勘違い」「間違い」「場違い」というマイナスな言葉が並ぶパート。
このパートに込められた意味は、自分に能力が足りていないかもしれないという不安や周りからの批判と闘いながら、「成功」することを祈って前へ踏み出す勇気だと思います。
等身大の自分じゃ物足りなくて、不安を抱えながらも挑戦したいという気持ちも同時に感じ取れますね。
批判に対して反抗的なパートはもう一つあって、それはTAIKIさんが挑戦した激ムズのラップパート。
このパートでは、批判的な噂話や、誰から始まったかわからないでたらめの噂話、そして夢を持っているのに行動をしない人に向けて皮肉を歌っています。



わかりづらかったけど、そんな意味があったんだね
「駄話」はでたらめ・うその話。
ワナビーはwanna beで意味は「何かに憧れて、それになりたがっている人」だそうです。
Lord have mercyは、簡単に言うとオーマイゴッド!という意味。
「そんな噂に流されて可哀想に・・・」
「夢があるのに行動しない人は可哀想に・・・」
という皮肉が効いたパートになっていると思います。
これら2つのパートからは、どちらも批判やマイナスの言葉に負けず、夢に向かってひたむきに進むという覚悟を感じますね。
最後に一度聴いたら忘れられないBoomという擬音語に注目。
考察⑤同じ言葉の繰り返しが一体感と疾走感を出す
「Blast Off」では、同じ言葉の繰り返しが何度も出てきます。



「Blasting off」や「Boom」という言葉のことかな
その通り!
同じ言葉が繰り返されることによって、一体感と疾走感が生まれます。
メンバーがみんな揃って歌うと、チームの一体感が可視化。
さらに、エンジン音のような音なので、疾走感も加えることができます。
そんな素敵な思いが込められている「Blast Off」を歌ったのは誰だったのでしょうか。
【BMSGラストピース】「Blast Off」歌った人やコレオは誰?
BMSGのオーディション「THE LAST PIECE」で課題曲「Blast Off」を歌った人や、振付を担当した人が誰か調べてみました。
チームBのメンバーを紹介!
課題曲「Blast Off」を披露することになったメンバー7名を紹介します。


- TAICHI(タイチ):BMSGトレーニー
- GOICHI(ゴイチ):BMSGトレーニー
- KEI(ケイ):BMSGトレーニー
- TAIKI(タイキ):BMSGトレーニー
- KANTA(カンタ):一般参加
- YUTA(ユウタ):BMSGトレーニー
- ADAM(アダム):一般参加
詳しくはこちらの記事でまとめています。












コレオはReiNa!
- ReiNa(レイナ)
- 生年月日:2001年5月
- 出身地:東京都
- 職業:ダンサー、コレオグラファー
- 「Rht.」、フランスの「CriminalzCrew」に所属
- 世界初プロダンスリーグ「D.LEAGUE」の初代優勝チーム「avex ROYALBRATS」の元メンバー
- ダンス歴:5歳から
ReiNAさんは、15歳の時の世界大会バトル「RadikalForze」で優勝し、注目されるようになりました。
クリス・ブラウンのMV出演、ジャスティン・ビーバーのステージ出演など世界的にも有名な歌手のサポートメンバーとして活躍。
19歳からは振付師としても活動開始しました。
振付を担当した楽曲のうち、一部を紹介します。
- Stray Kids「Back Door」
- NCT Uの「Make a Wish」
- BE:FIRST「Mainstream」
- SnowMan「Slow…」
- INI「Dramatic」
- TV「君の花になる」8LOOMの楽曲 など



パワフルで筋肉をたくさん使うハードなダンスが得意みたいだね!
【BMSGラストピース】5次・疑似プロ審査の結果は?
BMSGのオーディション「THE LAST PIECE」の5次・疑似プロ審査ーは、全員通過という結果でした。
当初は5次審査で2名の参加者が脱落となり、合格者は12名になる予定でした。
しかし、審査を終えた段階で、SKY-HIさんは



広がる景色がすごく多かった
と、合格者を絞ることができなかったことを伝えました。



脱落者を安易に決めることは
ただ番組を盛り上げるためになってしまう
と考え、参加者たちの熱意に真剣に向き合った結果、脱落者なしで次の審査に進めることを決意。



誰も落とせないくらいレベルが高いってことだね
あとは、メンバー同士の性格や声質などの相性や、個人個人がどれだけ多彩なコンセプトに寄せていけるかなどのポイントが重要となります。
まとめ
今回は、BMSGラストピースの課題曲「Blast Off」の歌詞の意味を考察してきました。
- ロケットがモチーフ
- 夢へと向かう道のりのメタファー
- デビューの準備がバッチリできていることを歌う
アーティストになるという夢を追いかけているという「THE LAST PIECE」のメンバーそれぞれの想いが込められた曲です。
今回のオーディションだけでなく、夢を追う全ての人を肯定してくれるので、聴くと勇気をもらえますね。






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