男性アイドルグループ・なにわ男子の楽曲「アシンメトリー」。
子の楽曲は、アイドルらしい華やかな音の中にミステリアスな印象を受けるフレーズも。
そんな「アシメントリー」の歌詞には、どのような意味が込められているのでしょうか。
今回は、なにわ男子の楽曲「アシンメトリー」について、歌詞の意味を考察してみました。
なにわ男子「アシンメトリー」はドラマ「リベンジ・スパイ」の主題歌
なにわ男子「アシンメトリー」は2025年7月5日から放送されたドラマ「リベンジ・スパイ」の主題歌です。
公式サイトは、この楽曲「アシンメトリー」について以下のように説明。
楽曲内で、ミステリアスで華々しい音に乗せて展開する物語は、『リベンジ・スパイ』の世界観を深く投影したものに。決して交わることのない、はかない愛を歌った切なくも美しい《劇場型ラブソング》となっており、シンフォニックかつ、スリリングなダンスナンバーです。
引用：tv asahi
ドラマ「リベンジ・スパイ」の世界観を深く投影したラブソングのようですね。
また、タイトルの「アシメントリー」の意味を伝えておきたいと思います。
アシンメトリー
- 左右非対称のこと
- ファッションやデザインの分野で使われる言葉
- 左右で色、形、長さなどが異なることを指す
このことをふまえて、なにわ男子の「アシンメトリー」の歌詞について、いったい何が「非対称」なのか考察していきましょう。
なにわ男子「アシンメトリー」の歌詞の意味を考察
なにわ男子の「アシンメトリー」には、3つの「非対称」が込められているのではないでしょうか。
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められた3つの意味
- 自分と相手のお互いへの気持ちが「非対称」
- 表向きの感情と内面の感情が「非対称」
- 欠点があり「非対称」
ひとつずつ説明しますね。
意味①自分と相手のお互いへの気持ちが「非対称」
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められている意味の1つ目は、自分と相手のお互いへの気持ちが「非対称」ということ。
先ほど、この楽曲「アシンメトリー」はラブソングだと伝えましたね。
自分は相手に恋をしているけれど、相手はそうじゃない・・・。
そういった「非対称」が込められていると考察しました。
ドラマの中で、主人公・優我（演：大橋和也さん）は藺牟田メディカルデータの社長令嬢・花（演：
渋谷凪咲）に恋をします。
しかし、「アシンメトリー」はそんな二人の恋模様が前途多難でなかなか上手くいかないことを暗示しているように感じられますね。
ただそれだけではなく、未来に希望が持てるフレーズもありました。
すれ違う2人の心がだんだん解け合っていくところが歌詞の「虹」の言葉に表現されているのではないでしょうか。
次も見てみましょう。
意味②表向きの感情と内面の感情が「非対称」
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められている2つ目の意味は、表向きの感情と内面の感情が「非対称」だということ。
人は誰しも本音を隠して人と接します。
笑っていても心では落ち込んでいたり、暗い過去を背負っている・・・。
明るくふるまっていても、実は泣きたいときもあったり。
そんな表向きと内面の感情が違うということを意味しているのではないでしょうか。
ドラマの中でも、主人公・優我は明るく信頼される社員と、兄の死の秘密を知るためにスパイとして行動する二面性を持ったキャラクターです。
本音を隠した優我目線で歌っていると考えると、「アシンメトリー」は主人公の感情にリンクしていると考えられます。
また、ヒロインの花に関しても、心の奥に何か抱えているような表情が見られるので、表向きの笑顔と内に秘めた思いとのギャップがある様子。
誰もが持つ「感情の多面性」を歌詞に込めていると考察します。
意味③欠点があり「非対称」
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められている3つ目の意味は、欠点があり自分自身が「非対称」だということ。
人は誰しも何かしら欠点があります。
自分をパズルに例え、欠点をパズルのピースが足りない部分だとすると、そのパズルは左右非対称に。
つまり、自分自身や相手に欠点や後ろ暗いことがあって、完ぺきではないという意味が込められていると考察します。
ドラマの作中で優我が何度も自問自答する「自分だけど自分じゃない」という言葉や、花の意味深な暗い顔は、そのキャラクターの「欠点」を自覚する描写。
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められた3つの意味を説明してきました。
もういちど振り返ってみましょう。
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められた3つの意味
- 自分と相手のお互いへの気持ちが「非対称」
- 表向きの感情と内面の感情が「非対称」
- 欠点があり「非対称」
すべての意味をふまえた上で、この曲全体の伝えたいことをまとめると、
人はそれぞれ「欠点」を抱えていて、本音を隠しているけど、その欠点も含めて丸ごと愛しているという素直な気持ちを伝える素敵な意味の歌詞だと思いました。
次は「非対称」とは関係がないのかもしれませんが、物語に重要なあのキャラクターとの関連も見ていきたいと思います。
なにわ男子「アシンメトリー」とシャチ
なにわ男子の「アシンメトリー」には、ドラマに出てくる印象的な動物・シャチを思い浮かべる歌詞が出てきます。
ドラマの中で主人公・優我が愛してやまないシャチのリリーちゃん。
ヒロイン・花ともなにか共通点が匂わされていて話題になりました。
このシャチの色は見ての通り、白と黒。
「アシンメトリー」にもこの2色が出てきますよね。
物語全体を通して、優我の心を癒してくれるシャチの存在を、しっかり主題歌にも入れてあげているところが素晴らしいと思いました。
最後になにわ男子のプロフィールを簡単に紹介したいと思います。
なにわ男子のプロフィール
なにわ男子のプロフィールを紹介。
なにわ男子（なにわだんし）
- 日本の7人組男性アイドルグループ
- 2021年11月12日デビュー
- デビュー曲：『初心LOVE』（うぶらぶ）
- 事務所：STARTO ENTERTAINMENT
- メンバー
- 西畑大吾（にしはただいご）
- 大西流星（おおにしりゅうせい）
- 道枝駿佑（みちえだ しゅんすけ）
- 高橋恭平（たかはし きょうへい）
- 長尾謙杜（ながお けんと）
- 藤原丈一郎（ふじわら じょういちろう）
- 大橋和也（おおはし かずや）
なにわ男子は、関西ジャニーズJr.で結成されたユニットです。
メンバー全員が爽やかでフレッシュで、可愛さとカッコよさが共存。
歌声も弾けるようなポップな明るい歌声が特徴です。
アップテンポなダンスナンバーが得意。
まとめ
今回は、なにわ男子の楽曲「アシンメトリー」について、歌詞の意味を考察しました。
なにわ男子の「アシンメトリー」に込められた3つの意味
- 自分と相手のお互いへの気持ちが「非対称」
- 表向きの感情と内面の感情が「非対称」
- 欠点があり「非対称」
明るい中にも少しミステリアスな音があり、タイトル通り「二面性」を表現した楽曲「アシンメトリー」
ドラマを華やかに彩るだけでなく、完璧じゃなくていいと思えるような、元気が出る楽曲になっているのではないでしょうか。
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